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室町時代 信楽焼 檜垣文壺
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詳細
サイズ:高さ約22 cm × 最大幅19 cm(8.75 × 7.5インチ)
日本・信楽 · 室町時代 · 薪窯焼成の炻器、自然釉
室町時代の信楽焼の壺で、15世紀の作とみられます。手彫りの檜垣文(檜の垣根を模した文様)が施されています。薪窯での焼成によって灰が溶けて流れる自然釉が生まれ、肩の部分が内側へ大きく沈み込んでいます。このような窯中での変形は、日本の陶芸でへたりと呼ばれます。沈み込んだ土の表面にも、刻まれた文様が見て取れます。
もとは貯蔵用につくられたこの種の壺は、のちに日本の茶人たちからも高く評価されました。茶人たちは、不均整な形や薪窯で生まれた独特の焼成肌に美を見いだしました。日常の道具を別のものとして見立てる見立ての考え方を通じて、花入れや茶道具として新たな役割を得たのです。
作品詳細
- 産地:日本
- 時代:室町時代、15世紀の作と推定
- 伝統:古信楽(古い時代の信楽焼)
- 技法:刻線による檜垣文と、薪窯での焼成によって生じた自然釉
- 焼成による特徴:へたり(窯の中で生じた肩部の沈み込み)
- 素材:高温焼成の炻器
- 形・文様:壺(つぼ)、檜垣(檜の垣根)文様
- 寸法:高さ約22 cm × 最大径19 cm(8.75 × 7.5インチ)、最大胴周り約59.7 cm(23.5インチ)
- 重量:2,828 g(6 lb 3.8 oz)
状態
長い年月を経た表面、自然釉、鉱物質の付着が見られる、良好な保存状態の古い炻器です。刻まれた檜垣文は、現在も明瞭に残っています。
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